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政治

米国務・国防長官が今月中旬に韓国訪問か 防衛分担費妥結に向け対面交渉へ

Write: 2021-03-05 10:53:13Update: 2021-03-05 11:46:03

米国務・国防長官が今月中旬に韓国訪問か 防衛分担費妥結に向け対面交渉へ

Photo : YONHAP News

アメリカのブリンケン国務長官とオースティン国防長官が今月17日に韓国を訪問する方向で調整が進められています。両長官の韓国訪問が実現した場合、バイデン政権発足後初めて韓米両国の外交および国防トップが対面することになります。
これを前に、アメリカ・ワシントンで現地時間の5日に予定されている韓国駐留アメリカ軍の駐留経費負担に関する特別協定(SMA)第9回会議を控え、鄭恩甫(チョン・ウンボ)韓米防衛費分担交渉大使が率いる特別代表団がワシントンに向かいました。
これまでテレビ会議で関連の協議を行ってきた韓米の当局者が対面会議を行うのは1年ぶりです。
アメリカでは依然として新型コロナの感染が深刻な状況にありますが、こうしたなかで対面方式での外交交渉が再開されるのは異例のことです。
防衛費分担交渉にかなりの進展がみられたと評価されていますが、鄭大使は早期妥結に向け取り組むと話しています。
韓米間で最後の対面交渉が行われた去年3月には、従来の1兆389億ウォンから13%引き上げる案で暫定的に合意しましたが、トランプ前大統領が拒否したことで最終合意に至りませんでした。
代表団によりますと、今回も大まかな枠組みに関する議論には進展がみられていますが、協定を履行する過程で発生する制度上の問題について、追加の協議が必要だということです。
交渉に進展があった背景として、すでにアメリカと日本が防衛費分担交渉で最終合意に至っていることや、バイデン政権が韓日米同盟の強化に力を入れていることがあげられます。
そのため、今回の対面交渉をきっかけに、韓米が協定締結の段階に入るとの見方が強まっています。
最終妥結は、今月中旬に予定されているアメリカの国務長官と国防長官が同時に韓国を訪問するタイミングに合わせて行われるとの見方もあります。このため、交渉の結果もこれに合わせて発表される可能性があります。

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