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政治

文大統領 バイデン大統領に米朝対話の再開を呼びかけ 米紙の質問に回答

Write: 2021-04-22 01:33:27Update: 2021-04-22 18:51:39

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、来月に韓米首脳会談を控えているのを前に、アメリカの日刊紙「ニューヨークタイムズ」のインタビューに答え、アメリカ政府に、北韓との対話の早期再開を呼びかけました。
「ニューヨークタイムズ」は、今月16日に行った文大統領とのインタビュー記事を、21日に掲載しました。
文大統領は、インタビューのなかで、アメリカの対北韓政策への自らの見解を示しました。
文大統領は、トランプ前大統領の対北韓政策について、2018年にシンガポールで史上初の米朝首脳会談を開催したことははっきりとした成果であるとした一方、2019年はハノイで開かれた米朝首脳会談が物別れに終わったことは非常に残念であると述べました。
そしてトランプ前政権は、完全な成功は収められなかったものの、トランプ政権の成果を糧にして、バイデン政権が実を結ぶことができるだろうと期待を示しました。
また、文大統領は、韓半島の非核化は韓国の生存がかかった問題であるとして、バイデン大統領が韓半島の非核化と平和定着の進展における歴史的な大統領になることを願うと話しました。
そして、米朝が譲歩と見返りを同時にやりとりし、漸進的かつ段階的に非核化に向かって進まなければならないという点を改めて強調し、互いに信頼できるロードマップを考案することが鍵であるとして、バイデン大統領に、北韓との対話を速やかに再開するよう呼びかけました。
文大統領は、5月下旬にアメリカのワシントンを訪問し、バイデン大統領と初の首脳会談を行う予定です。
ニューヨークタイムズは、バイデン政権が、対北韓政策の検討を終えようとしている時点で、文大統領が訪米することに注目し、文大統領が北韓との対話を呼びかけ、対話の在り様について考えを示す狙いがあると分析しました。

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