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政治

文大統領、米週刊誌「タイム」の表紙飾る 大統領選以来4年ぶり

Write: 2021-06-24 13:02:13Update: 2021-06-24 15:28:23

文大統領、米週刊誌「タイム」の表紙飾る 大統領選以来4年ぶり

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の写真が、アメリカの週刊誌「タイム」の表紙を飾りました。2017年5月以降、およそ4年2か月ぶりです。
タイムは24日、公式サイトに文大統領とのインタビューをもとにした記事と合わせて、文大統領が写った発刊予定の表紙を公開しました。
これについて大統領府青瓦台は「最終確認をとっているところだが、今のところアジア版などの表紙に登場する予定だ」と説明しています。
文大統領の隣には「最後の提案」というタイトルがあり、関連記事では韓半島平和プロセスの今後の見通しについて書かれています。
この記事には、文大統領が2018年に3回の南北首脳会談を開催しものの、2019年ハノイ米朝首脳会談が物別れに終わり米朝関係がこう着状態となったことや、開城(ケソン)工業団地内の南北共同連絡事務所の爆破など、これまでの南北関係について詳しく綴られています。
また、バイデン大統領就任以降、文大統領は韓米首脳会談を開催するなど、平和プロセスに活力を与ようと努めているものの、任期が来年3月までであるため、時間に余裕がないと分析しています。
文大統領もまた、タイムとのインタビューで「残された時間が長くないことはわかっている。今、われわれが享受している平和は極めて壊れやすく、いつでも揺らぐ可能性がある」と語りました。
タイムは、文大統領が北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長について「正直で情熱的」「世界で何が起きているかよく理解している」などと評価をしたと伝えました。
また、「子どもたちに核を背負わせたくない」という金委員長の発言を文大統領が言及したことに触れるなど、南北関係改善に向けた文大統領の意志を強調しました。
一方で、北韓の人権問題に対する国際社会の批判が依然として続いてる点や韓国の政治状況が好ましくない点、文大統領が南北間のワクチン協力を持ち出したものの、状況を打開する画期的なアイディア探しに苦戦していることなどもあわせて紹介しました。
タイムは、韓国で大統領選挙が行われた2017年5月、「交渉人」というタイトルとともに文大統領の写真をアジア版の表紙に掲載しました。

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