韓国とアメリカの外交当局は11日、会合を開き、宇宙分野の安保に対する脅威に対応するための協力策について意見を交わしました。
外交部は、アメリカ国務省で現地時間の10日、「第4回韓米宇宙政策対話」を開催したと発表しました。
韓米宇宙政策対話は、宇宙分野における安全保障上の脅威に連携して対応し、関連分野の協力を拡大することを目的として、2015年1月に初めて開かれました。
対話では、宇宙の平和的な利用や安全で自給可能な宇宙環境作りを妨害する脅威について情報を共有し、脅威を防止するため多角的なルール作りなどについて意見が交わされました。
また、人工衛星に宇宙ゴミなどが衝突することを回避するため、その宇宙ゴミの把握、認識する能力、「宇宙状況認識(SSA)」システムを巡る協力策についても話し合ったということです。
両国は、第5回韓米宇宙政策対話を来年ソウルで開催することにしたほか、対話の定例化することで、宇宙分野における対話と協力を強化することで一致しました。