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社会

慰安婦被害者の李容洙さん「CATに提起を」 文大統領に求める

Write: 2021-10-27 14:20:20Update: 2021-10-27 15:36:38

慰安婦被害者の李容洙さん「CATに提起を」 文大統領に求める

Photo : YONHAP News

慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対して慰安婦問題を国連の拷問禁止委員会に提起するよう呼びかけました。
李容洙さんは26日、オンラインで記者会見を開き、「韓日間の慰安婦合意が理由で国際司法裁判所への提訴が難しいのであれば、韓国政府単独でCAT=国連拷問禁止委員会に提起してほしい」と呼びかけました。
これを受けて、外交部の副報道官は「政府は慰安婦被害者の名誉と尊厳を回復するため、被害者などと緊密にコミュニケーションをとりながら解決のために最後まで努力する」としたうえで、李容洙さんの要請について「慎重に検討している」と明らかにしました。
CATは、国際人権条約の「拷問および他の残虐で非人道的または品位を傷つける取り扱い、または刑罰に関する条約」の履行を監督するための機関で、韓国と日本、どちらも批准国となっています。
一方、ニューヨークタイムズは25日(現地時間)、旧日本軍による慰安婦被害を初めて告発した故・金学順(キム・ハクスン)さんの訃報を24年を経て掲載しました。
ニューヨークタイムズは、注目に値するものの報道されていなかった人物を紹介するコーナーを連載していて、この度、訃報面の半分を使って金学順さんについて紹介し、「金学順さんの証言は、日本の多くの政治指導者が数十年間否定してきた歴史に力を与えた」と評価しました。 

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