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政治

「終戦宣言は非核化の第一歩、国際社会の協力求める」 文大統領

Write: 2021-12-08 10:55:28Update: 2021-12-08 11:32:05

「終戦宣言は非核化の第一歩、国際社会の協力求める」 文大統領

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、「終戦宣言が韓半島の平和と非核化の第一歩だ」としたうえで、「終戦宣言を通じて和解と協力の新たな秩序をつくり、北東アジアと世界の平和を実現できる」と述べ、国際社会の協力を呼びかけました。
これは文大統領が7日、オンライン形式で開かれた「2021ソウル国連平和維持長官会議」の開会式に送ったメッセージのなかで言及したものです。
アメリカが来年の北京オリンピックに対する外交的ボイコットを公式に表明したことで、任期末を迎えている文大統領の終戦宣言の構想にも支障が生じるとの見方が出ているなか、文大統領が国際社会に終戦宣言に対する強い意思を改めて示したという点で注目されます。
文大統領は、メッセージの中で「韓国はもっとも切実に平和を願っており、これまで韓国政府と国民は、国際社会の変わらぬ支持に後押しされ、韓半島の非核化と恒久的な平和に向け取り組んできた」と述べました。
そのうえで、「われわれは、平和に向けて歩き続けた。平和は簡単には実現できないことを知っているが、結局はより多くの人類が平和と共にするだろう」と強調しました。
文大統領はまた、「韓国は2024年から2025年の任期で、国連安全保障理事会の非常任理事国に進出する」と明らかにしました。
そして、「韓国は援助を受けていた国から援助する国に成長した貴重な経験がある」と強調し、「国連の助けで戦争の惨禍から脱して、開発途上国から先進国に跳躍し、今では国連の平和維持活動に600人あまりの要員を派遣しているほか、10大財政貢献国としての役割を果たしている」と説明しました。
そのうえで、「韓国は平和と復興にむけた国連の平和維持活動の重要性を誰よりもよく知っている。これからも平和の構築と紛争の予防に貢献することを期待し、さらに積極的にサポートする」と述べました。

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