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国際

中ロ軍用機の韓国防空識別圏への進入 政府が遺憾表明

Write: 2022-05-25 13:45:02Update: 2022-05-25 13:48:53

中ロ軍用機の韓国防空識別圏への進入 政府が遺憾表明

Photo : YONHAP News

中国とロシアの軍用機が24日、独島(トクト)付近の韓国の防空識別圏に進入したことについて、政府は外交ルートを通じて遺憾の意を表明しました。
外交部当局者は25日、「中国とロシアの軍用機が韓国の防空識別圏に進入したことについて、外交ルートを通じて遺憾の意を表明するとともに、再発防止を求めた」と明らかにしました。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、中国とロシアの軍用機による韓国領空への侵犯はなかったということですが、外交部は、この問題について国防部と関連の情報を共有し、緊密に対応しているということです。
韓国が中国側に韓国防空識別圏に進入した理由を尋ねると、通常訓練だと答えたということです。またロシア側も中国との訓練を行ったとしたうえで、両国の航空機は国際法の規定を順守し、外国領空への侵犯はなかったと明らかにしました。
中国とロシアによる韓国防空識別圏への無断進入は、アメリカのバイデン大統領による韓国・日本歴訪に合わせ、韓日米が強力な連携をアピールしたことに対抗し、中国とロシアが武力挑発に乗り出したとの見方が出ています。
中国とロシアによる韓国防空識別圏への無断進入や日本周辺上空での共同飛行は、アメリカの提唱で23日に経済圏構想IPEF(アイペフ)=インド太平洋経済枠組みが発足し、日・米とオーストラリア、インドの4か国による枠組み「クワッド」の首脳会議が24日に東京で開催された当日に行われました。このため、これらの国際枠組みでけん制の対象となった中国とロシアが反発を示す狙いがあったとの分析が出ています。
また、バイデン大統領が韓国、日本歴訪を終えた日の24日に合わせて意図的に武力挑発を行ったとの見方もあります。

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