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サイエンス

韓国産ロケット「ヌリ号」 午後4時打上げへ

Write: 2022-06-21 12:04:10Update: 2022-06-21 16:40:20

韓国産ロケット「ヌリ号」 午後4時打上げへ

Photo : YONHAP News

韓国独自の技術で開発した国産ロケット「ヌリ号」は、21日午後4時に、2回目の打ち上げが行われる予定です。
科学技術情報通信部と韓国航空宇宙研究院によりますと、ヌリ号は20日午前11時10分、ロケット本体を持ち上げて発射台に垂直に固定する作業を終えました。
ヌリ号は当初15日に2回目の打ち上げを行う予定でしたが、天候の悪化により15日の打ち上げが16日に延期され、さらにセンサーの異常で16日の打ち上げも中止となりました。
ヌリ号は去年10月、初めての打ち上げが行われましたが、第3段エンジンの早期終了が原因で、衛星の目標軌道への投入に失敗しました。
気象庁によりますと、ヌリ号が打ち上げられる全羅南道(チョンラナムド)高興(コフン)郡の羅老(ナロ)宇宙センターの半径20キロでは、落雷の可能性は低く、ヌリ号の発射基準を超える強風も吹かない見込みです。
ヌリ号には、ヌリ号の性能を確認するための重量180キロの衛星と、4基の超小型衛星が搭載されます。
この小型衛星は、性能検証衛星が安定的に軌道に進入したあと、8日目から順次射出され、地球の大気やPM2.5の観測などの任務を遂行します。
一方、来年の3回目の打ち上げに使われる実用衛星を宇宙に送るためのロケットも現在、組み立て中で、今回の打ち上げの成功に期待が高まっています。

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