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社会

今夏は平年以上の暑さ、電力需給ひっ迫の懸念 

Write: 2022-07-01 11:36:48Update: 2022-07-01 15:05:47

今夏は平年以上の暑さ、電力需給ひっ迫の懸念 

Photo : YONHAP News

ことしの夏は平年より暑くなると予想され、電力需給がひっ迫することが心配されています。
産業通商資源部が6月30日にまとめた「夏の電力需給の見通しと対策」によりますと、気象庁の分析ではことし7月と8月の気温が平年より高くなる確率は50%にのぼり、去年91.1ギガワットだった最大電力需要はことしは91.7~95.7ギガワットに拡大する見込みだということです。
一方で電力供給能力は去年とほぼ同じで、ピーク時の電力需要に対して供給力の余裕がどの程度あるかを示す電力予備率は去年より下がると予想されています。
全国的に真夏日や猛暑日となった先月23日、電力予備率は真夏並みの9%に下がっています。
産業通商資源部は、「原発の運転拡大、発電設備の整備などを行ったにもかかわらず、電気供給能力は去年の夏と同じ水準にとどまっており、電力需給は厳しい状況だ」と説明しています。
政府は、緊急時に東部・蔚珍(ウルチン)の新ハヌル原発1号機など新規原発を試験運転するなどして9.2ギガワットの予備電力をさらに確保する方針です。
また、7月から9月初めまでを「夏季電力需給対策期間」に指定し、電力需給状況室を常時運営するとしています。
こうしたなか、韓国では1日から電気料金とガス料金が値上げされました。
電気料金は1キロワット時当たり5ウォン、ガス料金は1メガジュール当たり1ウォン11銭引き上げられ、4人家族の月平均使用量をもとに計算すると、1世帯当たりの負担は月平均でおよそ3700ウォン増えます。

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