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社会

ソウル大学の自主退学者 去年は330人で大幅増加

Write: 2022-09-21 11:35:49Update: 2022-09-21 16:54:23

ソウル大学の自主退学者  去年は330人で大幅増加

Photo : YONHAP News

去年、ソウル大学を自主退学した人は330人で、ここ数年、大幅に増えていることがわかりました。
ソウル大学が国会の教育委員会に提出した資料によりますと、自主退学した人は、2012年は120人だったのが、2019年には193人、2020年は264人に増えました。
去年は330人へとさらに増え、1998年にソウル大学が統計を取り始めて以来、最も多くなっています。
2012年からことし8月までのおよそ10年間にソウル大学を自主退学した人は、合わせて1990人で、学部別にみると、工科学部が551人で最も多く、次いで農生命科学学部、自然科学学部の順となっています。
いずれも理工系で、これら3つの学部の自主退学者数が全体の66%を占めています。
理工系学部の学生が、同じソウル大学の医学部や薬学部に入り直したり、他の医科大学や薬学大学に進学するために自主退学するケースが多いことが背景にあるとみられています。
資料を分析した「共に民主党」の文貞福(ムン・ジョンボク)議員は、「理工系学部の自主退学者の急増は、科学技術発展の根幹を弱めかねない。政府あげての対策づくりが急務だ」と指摘しています。

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