メニューへ 本文へ
Go Top

政治

北がまた弾道ミサイル発射 米空母再出動に反発か

Write: 2022-10-06 09:15:38Update: 2022-10-06 14:58:36

北がまた弾道ミサイル発射 米空母再出動に反発か

Photo : YONHAP News

北韓が6日午前、首都の平壌(ピョンヤン)から韓半島東の海、東海(トンへ)に向けて短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射しました。
北韓の相次ぐ挑発を受けて、「浮かぶ軍事基地」と呼ばれる、アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」 が、5日に再び韓半島沖に展開されたことや、先月の韓日米合同軍事演習に反発し、武力を誇示する狙いがあるものとみられています。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、北韓は午前6時1分ごろから6時23分ごろまでに、内陸部の平壌付近から東海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したということです。
軍当局は、ミサイルの飛距離や高度など詳しい分析を進めており、韓米両軍は警戒態勢を敷いています。
これに先立ち、北韓は4日にも、内陸部の慈江道(チャガンド)舞坪里(ムピョンリ)付近から東の方向に中距離弾道ミサイル(IRBM)1発を発射しており、このミサイルは日本の上空を通過しています。
北韓国営の朝鮮中央通信が6日に報じたところによりますと、北韓外務省はこの日の早朝、「アメリカと一部の追従国家が、朝鮮半島の軍事的な緊張を高める韓米連合訓練などへの我々の軍の相応の対応行動措置を、国連安全保障理事会へと不当に導いたことを強く糾弾する」と発表し、国連安保理の動きにも強く反発、安保理の緊急会合が行われている最中に再びミサイルを発射しています。
国連の安全保障理事会は、4日の北韓の中距離弾道ミサイル発射を受けて6日に緊急会合を開きましたが、中国やロシアの反対で北韓を糾弾する声明の採択には至りませんでした。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >