仁川国際空港の出国エリアにある免税品売り場の事業権の入札が行われ、新世界(シンセゲ)免税店と新羅(シルラ)ホテルが2区画ずつ獲得し、売り上げトップのロッテ免税店は1区画も取れませんでした。
この事業権は、今後10年間にわたるもので、免税業界に大きな変化が予想されます。
仁川空港の免税店大手5社は、5区画の事業権をめぐって入札を行いました。
区画の内訳は、香水や化粧品、酒類、そしてタバコなどを販売するDF1と2、高級ブランド品および一般の衣料品やアクセサリーなどを販売するDF3と4、高級ブランド品のみを販売するDF5となっています。
関税庁が27日に発表したところによりますと、高級ブランドを販売するDF5は、現代(ヒョンデ)百貨店の免税店が事業権を獲得し、残りの4区画を新世界と新羅が2区画ずつ獲得しました。
各社とも、7月から営業を行うということです。
また、中小企業や中堅企業に割り当てられるDF8と9の区画は、景福宮(キョンボックン)免税店とシティープラスが獲得しました。