ソウル市は、大晦日の深夜12時に「除夜の鐘」のイベントを開き、その年に活躍した一般市民を招いて功績をたたえていますが、ことしのイベントに参加する市民18人が発表されました。
ソウル中心部の普信閣(ポシンガク)では、1953年からほぼ毎年、大晦日の夜から元旦にかけて「除夜の鐘」をつく行事が行われていて、ソウル市は20日、ことしのイベントに招待する市民の代表を発表しました。
選ばれたのは、ことし8月にソウル市郊外の京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市で通り魔事件が起きた際、事件現場で被害者を救護した18歳のユン・ドイルさんや、先月行われた全国共通の大学入学テストの受験者のうち、84歳で最高齢となったキム・ジョンジャさん、韓国で最初の外国人機関士のアルビオール・アンドレスさんなど、合わせて18人です。
市民代表は、呉世勳(オ・セフン)ソウル市長らとともに、33回、鐘を鳴らします。
イベントの様子は、全国にテレビで中継されます。