中央銀行の韓国銀行は、政策金利を8回連続で3.5%に据え置きました。
韓国銀行は11日、金融通貨委員会を開き、政策金利を3.5%に据え置くことを決めました。
据え置きは、去年の2月以降、8回連続です。
韓国銀行は、その理由について、「物価が依然として高い水準にあり、今後の不確実性も高いため、引き締め基調を維持しながら、国内外の状況を見守ることが適切だと判断した」と説明しました。
消費者物価の上昇率は、先月まで5か月連続で、3%台で推移しています。
韓国銀行は、「物価上昇率の鈍化が、予想より進まない可能性がある」という見方を示し、物価の安定を優先するため、当面の間、引き締め基調を続けていくというこれまでの方針を改めて強調しました。