北韓の崔善姫(チェ・ソニ)外相が、15日からロシアを訪問し、国際社会から非難を受けている北韓とロシアの間の武器取引について、さらなる拡大にむけて、ラブロフ外相と意見を交わすものとみられます。
北韓の朝鮮中央通信は14日、崔外相が15日から2泊3日の日程でロシアを公式訪問すると報じました。
去年10月には、ラブロフ外相が北韓を訪問し、崔外相と会談しています。
今回の崔外相のロシア訪問は、韓国、日本、アメリカの西側諸国と、北韓、中国、ロシアとの対立が深まるなか、北韓とロシアとの連携を一層強化する狙いがあるとみられ、協力を強化するための具体的な方策が話し合われるものとみられます。
協力強化の一貫として、武器取引の拡大についても意見交換する可能性があるものとみられます。
アメリカや韓国などは、北韓がロシアに武器を提供していると指摘していますが、ロシアと北韓は、これを強く否定しています。