今月9日から12日にかけて、アメリカのラスベガスで開かれた世界最大規模のテクノロジー見本市、CESで、出展した韓国企業が取り付けた契約が、総額で1億2000万ドルにのぼり、過去最高となる見通しです。
産業通商資源部は14日、CESに参加した韓国企業が結んだ製品の供給や技術提携に関する契約の総額が1億2000万ドルになる見込みだと明らかにしました。
これは、CESを通じて成立した契約の規模としては、これまでで最大です。
ことしは、韓国企業が出展する「韓国館」に、去年の倍以上の443社が参加し、過去最多となりました。
このうち、サムスン電子とLG電子は、家庭用ロボットなど、AIを活用したさまざまな新製品を発表したほか、現代(ヒョンデ)自動車は、都心での利用を想定した、いわゆる「空飛ぶタクシー」の模型を公開し、注目を浴びました。
「韓国館」には、マイクロソフト社のナデラCEOなど、世界有数の企業のトップが訪れ、注目を集めました。