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韓半島

去年入国した脱北者196人 半分以上が20代と30代

Write: 2024-01-18 14:57:03Update: 2024-01-18 15:39:30

去年入国した脱北者196人 半分以上が20代と30代

Photo : YONHAP News

去年、韓国に入った脱北者は、合わせて196人で、このうち半分以上の99人は、20代と30代であることがわかりました。 

統一部が18日にまとめたところによりますと、去年、韓国に入国した脱北者は、男性が32人、女性が164人の、合わせて196人だということです。

脱北者の数は、おととしの67人に比べて、3倍近くに増えています。

去年の脱北者の多くは、北韓から直接韓国に渡ってきたのではなく、第3国で長期間滞在したあとに入ってきています。

新型コロナの感染拡大が収束したことで、中国が国境を再開するなど、多くの国で国境を越えることが以前より容易になったためとみられます。

脱北者の出身地域は、両江道(リャンガンド)や咸鏡道(ハムギョンド)など、中国との国境に接する地域が大部分をしめています。

脱北の動機としては「北韓の体制が嫌だから」が22.6%で、「食糧不足」の21.4%を、わずかながら上回りました。

2020年の調査では、「食糧不足」という回答が「体制が嫌だから」という回答を2ポイント上回っていました。

一方、統一部によりますと、去年、韓国に入国した脱北者のうち、外交官や海外駐在員などエリート層は10人余りで、ここ数年で最大規模だということです。

これについて、統一部の当局者は、「コロナの間、海外で足止めされていた外交官などが、コロナが収束したことで、北韓に戻らざるをえなくなっている」としたうえで、「自由な世界を経験し、北韓に戻ることに多くの負担を感じたのではないかと思う」と説明しました。

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