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国際

北韓のロシアへの武器提供がウクライナ情勢を悪化 NYタイムズ

Write: 2024-01-23 14:58:00Update: 2024-01-23 15:10:12

北韓のロシアへの武器提供がウクライナ情勢を悪化 NYタイムズ

Photo : YONHAP News

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻は、攻撃が始まってから来月で丸2年となりますが、アメリカのニューヨーク・タイムズは、北韓がロシアに対して新型ミサイルや砲弾を提供していることにより、ウクライナ情勢がさらに悪化していると報じています。 
 
ニューヨーク・タイムズが22日、NATO=北大西洋条約機構の関係者を引用して報じたところによりますと、去年の9月以降、北韓がロシアに提供している北韓製ミサイルは、今のところ50基に満たないものの、今後、さらに増える見通しだということです。
 
イギリスの紛争兵器研究所によりますと、ロシアに提供された北韓製のミサイルは最新モデルで、去年の末以降、ロシアが3回にわたって発射を行った結果からすると、ロシア製と同じ水準の精度だということです。
 
このため、西側諸国がウクライナに提供している防空システムの効力が失われるのではないかという懸念が出ています。
 
NATOとアメリカは、北韓製ミサイルが投入される前までは、ウクライナでの防空システムがこの冬の間は機能するものと予想していたものの、北韓がロシアへのミサイルの供給を増やす一方で、アメリカのウクライナ支援に支障が出た場合、状況が変わる可能性があるとニューヨーク・タイムズは指摘しています。
 
また、現在、1日の砲弾の使用量ではロシアがウクライナを上回っていますが、これについても、北韓によるロシアへの砲弾の供給が大きく影響しているということです。
 
一方、アメリカとEU=ヨーロッパ連合によるウクライナ支援のための追加予算の承認が滞るなか、プーチン大統領は3月ごろに北韓を訪問し、追加の武器支援を議論するものとみられています。

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