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国際

ウクライナで発見のミサイル残骸にハングル ロ朝の武器取引の証拠か

Write: 2024-01-24 15:08:30Update: 2024-01-24 15:09:06

ウクライナで発見のミサイル残骸にハングル ロ朝の武器取引の証拠か

Photo : YONHAP News

ウクライナに着弾した弾道ミサイルの残骸から、ハングルが書かれた部品が見つかりました。ロシアが北韓から供給されたミサイルを使用していることを裏付けるものとみられています。 
 
イギリスの紛争兵器研究所は、今月2日にウクライナ北東部のハルキウに着弾した弾道ミサイルの残骸を調べたところ、部品にハングルが記載されていたことなどから、ミサイルが北韓製だとする分析結果を公表しました。
 
また、モーターやバッテリーには「112」という数字が書かれていて、研究所は、北韓で西暦の2023年を意味する「主体(ジュチェ)112年」、または北韓の軍需工場である「2月11日工場」を示す可能性があるとの分析を示しました。
 
研究所は、これらの表記以外にも、ミサイルの残骸として見つかったロケットモーターや翼などの特徴に加え、ボルトの締め付け方などから、北韓の短距離弾道ミサイル「KN23」または「KN24」だと推定しています。
 
研究所は、分析結果について、「ウクライナで北韓のミサイルが使用されたことは明白だ」としたうえで、「大量破壊兵器の不拡散体制をないがしろにしてまでもウクライナ戦争を続けようとするロシアの意図を示している」と指摘しました。
 
これに先立って、アメリカ政府は、今月4日に、ロシアが「KN23」とみられる北韓製のミサイルをウクライナ攻撃に使用したと発表しています。
 
ウクライナや韓国、日本、アメリカなど47か国とEU=ヨーロッパ連合は22日に、北韓やイランなどによるロシアへの軍事支援を非難する共同声明を発表していますが、ロシアと北韓は、武器取引を強く否定しています。
 
今月初めには、イスラム組織ハマスがイスラエルに対して使用した武器にもハングルが記載されていることが確認されていて、北韓の武器取引に対する懸念が高まっています。

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