韓国東部の江原道(カンウォンド)で開かれた冬季ユースオリンピックが、14日間の熱戦を終えて1日、閉幕します。
冬期ユースオリンピックは先月19日に江原道で開幕し、江陵(カンヌン)、平昌(ピョンチャン)など4地域で競技が行われました。
今回の大会は、アジアで開かれた初めての冬季ユースオリンピックで、江原道でのオリンピックの開催は、2018年の平昌オリンピックに次いで2大会目となりました。
今回の大会には、世界78か国から15歳から18歳までの1800人あまりの選手が参加し、技を競い合いました。
ユースオリンピックは一般のオリンピックと比べて関心度が低いとされていて、競技会場に人が集まらないという懸念の声がありましたが、閉会までに合わせて50万人が試合を観戦し、文化体験や公演など、多様なイベンドにも参加しました。
なかでも、先月27日と28日に行われたフィギュアスケートの試合は、12万人以上の人が観戦しました。
今回の大会では、韓国ウィンタースポーツ界の新星も誕生しました。
韓国では関心の低いフリースタイルスキー・男子モーグルに出場したイ・ユンスン選手が金メダルと銀メダルを獲得したほか、フィギュアスケートのキム・ヒョンギョム選手は、男子選手としては初めて金メダルを獲得しました。