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韓半島

北韓「新型の中長距離極超音速ミサイルの固体燃料式エンジンの燃焼実験に成功」

Write: 2024-03-20 09:49:03Update: 2024-03-20 20:59:33

北韓「新型の中長距離極超音速ミサイルの固体燃料式エンジンの燃焼実験に成功」

Photo : YONHAP News

北韓は、新型の中長距離極超音速ミサイルに使用する固体燃料式エンジンの地上での燃焼実験に成功したと発表しました。 
 
朝鮮中央通信は20日、北韓の核やミサイルなどの兵器システムを統括するミサイル総局傘下のエンジン研究所が、新型の中長距離極超音速ミサイルに使用する固体燃料式エンジンの地上での燃焼実験を、平安北道(ピョンアンブクト)東倉里(トンチャンリ)の西海(ソヘ)衛星発射場で19日に実施したと伝えました。
 
実験に立ち会った金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、「この武器体系の軍事戦略的価値は、ICBM=大陸間弾道ミサイルに劣らず重要だ」としたうえで、「そのことは、敵がよく知っている」と述べました。
 
今回の実験の結果をうけ、朝鮮中央通信は、「新型中長距離極超音速ミサイルの開発に向けたタイムテーブルが確定した」と伝えました。
 
新型の中長距離極超音速ミサイルをめぐっては、北韓は去年11月に、「大出力の固体燃料式エンジンの地上での燃焼実験を初めて行った」と明らかにしました。
 
さらに、ことし1月14日には、極超音速で滑走する弾頭を搭載した固体燃料式の中長距離弾道ミサイルの発射実験を実施したと主張しています。
 
北韓は、新型のエンジンの開発において、地上実験に続いて発射実験を行ったあと、再び今回、地上実験を行っていることから、近く、再度、ミサイルの発射実験を行う可能性が高いとみられます。

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