再来年、カナダ、アメリカ、そしてメキシコが共同で開催するサッカーワールドカップのアジア2次予選の第4戦が、26日の夜、タイのバンコクで行われ、韓国はタイに3対0で勝利しました。
韓国は前半19分にイ・ジェソン選手がチョ・ギュソン選手のクロスを受けて先制ゴールを決め、後半9分にはソン・フンミン選手が追加でゴールを決めました。
ソン・フンミン選手のゴールは、先月行われたアジアカップの準決勝直前に内輪揉めをした相手のイ・ガンイン選手のアシストを受けてのもので、印象的なゴールとなりました。
イ・ガンイン選手はカタールで開かれたアジアカップで、キャプテンのソン・フンミン選手に反発して内紛騒動を起こし、国内外で批判を受けました。
その後、イ・ガンイン選手がパリからロンドンに出向いて、ソン・フンミン選手に正式に謝罪したことで、二人は和解しています。
今回、ゴールを決めたソン・フンミン選手は、イ・ガンイン選手をハグし、喜びを分かち合いました。
ワールドカップのアジア2次予選の第4戦で勝利したことで、韓国は3勝1引き分け、勝ち点は3点追加の10でグループ首位を維持し、グループ1位と2位に与えられる最終予選への出場権の獲得が有力視されています。