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経済

マイクロLED特許件数 韓国が世界1位

Write: 2024-04-08 11:58:23Update: 2024-04-08 15:46:06

マイクロLED特許件数 韓国が世界1位

Photo : YONHAP News

次世代のディスプレイ技術とされる「マイクロLED」技術に関する特許の登録件数で、韓国が世界1位であることがわかりました。 
 
特許庁が7日に発表したところによりますと、マイクロLEDと呼ばれる、微細な発光ダイオードで画像を表示する技術について、過去10年間の特許件数を国別に分析したところ、韓国が1567件で全体の23.2%を占め、最も多くなっています。
 
次いで日本が1360件で、20.1%を占めています。
 
3位は中国、4位はアメリカ、5位はEU=ヨーロッパ連合でした。
 
企業別では、韓国のLGイノテックが404件で最も多く、次いで韓国のサムスン電子、日本の半導体エネルギー研究所、韓国のサムスンディスプレイの順でした。
 
一方、この10年の間に、特許の件数が年平均でどれだけ増加したかをみると、韓国が1年4.4%だったのに対して、中国は37.5%となっていました。

中国でマイクロLEDの研究開発が盛んになっていることから、今後、韓国と中国の技術競争が激しさを増すものとみられます。
 
従来型のLEDを利用したディスプレイは、ミリ単位の素子を平面上に敷き詰めてパネルを作り出します。

マイクロLEDは、素子を10マイクロメートルにまで微細化することで、さらに薄型で高解像度な表示が可能なうえ、消費電力が低いことが特長で、スマートウオッチなどウェアラブルデバイスに加え、VR=仮想現実やAR=拡張現実のヘッドセットなど、最先端の機器に不可欠な技術とされています。

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