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政治

与党トップ・国務総理・大統領室高官が辞意表明 総選挙の惨敗受け

Write: 2024-04-11 14:12:21Update: 2024-04-11 14:22:46

与党トップ・国務総理・大統領室高官が辞意表明 総選挙の惨敗受け

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を支える与党「国民の力」で選挙を仕切る役割を果たしてきた韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長をはじめ、韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理、そして大統領室の高官らが、総選挙での与党の惨敗を受け、相次いで辞意を表明しました。  
 
「国民の力」の韓東勲非常対策委員長は11日午前、汝矣島(ヨイド)にある事務所で記者会見し、「民意はいつも正しい。国民の選択を受けるに足りなかった党を代表して、国民にお詫びを申し上げる」として謝罪し、総選挙での惨敗の責任を取って辞任する考えを表明しました。
 
韓氏は、金起炫(キム・ギヒョン)前代表の後任として、去年12月に法務部長官を辞任して「国民の力」の非常対策委員長に就任し、総選挙に向けて選挙運動を率いました。
 
一方、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権で国務総理を務める韓悳洙氏も11日、尹大統領に口頭で辞意を伝えました。

政権の要としての役割を果たせなかったことで、国民からの支持を失い、今回の結果につながったとして辞任するものとみられています。
 
また、大統領室の李官燮(イ・グァンソプ)秘書室長、成太胤(ソン・テユン)政策室長など、首席秘書官クラス以上の高官も、国家安保室長を除いて、全員辞意を表明しました。
 
大統領室は、大統領直属の行政機関ですが、大統領に正しく民意を伝えられなかったことに加え、必要な政策を提案できなかったことが、選挙の結果に現れたとして、辞意を表明したものとみられます。 
 
来月10日に就任から2年となる尹政権は、人事の刷新だけでなく、国政運営の方針そのものにも変化を余儀なくされそうです。

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