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政治

総選挙 野党「共に民主党」が圧勝 「ねじれ国会」続く

Write: 2024-04-11 14:30:03Update: 2024-04-11 14:39:29

総選挙 野党「共に民主党」が圧勝 「ねじれ国会」続く

Photo : YONHAP News

10日に行われた総選挙で「共に民主党」が小選挙区で161議席、比例代表で14議席の、合わせて175席を獲得し、圧勝しました。 

これにより、「共に民主党」は、2016年と2020年に続き、3回連続で国会の第1党になりました。

今回、「共に民主党」は、過半数を大きく上回る175議席を獲得し、単独で法案を可決することが可能となっただけでなく、他の野党と協力すれば、「ファストトラック」と呼ばれる制度を利用して、通常の手続きを経ずに法案を採決にかけることが可能になり、今後、政局の主導権は完全に野党が握っていく構図になりそうです。 

これに対し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権を支える少数与党の「国民の力」は、小選挙区で90議席、比例で18議席の、合わせて108議席の獲得にとどまり、政権に対する「中間評価」とされた選挙で大敗しました。

ただ、100議席以上を確保したことで、野党勢力による大統領の弾劾訴追は、難しくなりました。

その他の政党の結果をみると、比例代表に候補を擁立していた進歩系の新党「祖国革新党」は、12議席を獲得して第3党になりました。
 
一方、与党「国民の力」の元代表だった李俊錫(イ・ジュンソク)氏が離党して立ち上げた「改革新党」は、李氏が京畿道(キョンギド)華城(ファソン)市で当選したのに加え、比例でも2議席を得て、合わせて3議席を獲得しました。
 
このほか、「新しい未来」と「進歩党」も、小選挙区で1議席ずつ獲得しました。
 
前回の総選挙で6議席を獲得し第3党だった「緑の正義党」は、議席の確保に失敗しました。

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