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政治

文大統領と尹錫悦氏の会合、急きょ取りやめに

Write: 2022-03-16 10:52:04Update: 2022-03-16 11:37:46

文大統領と尹錫悦氏の会合、急きょ取りやめに

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領と次期大統領の尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏が16日に大統領府青瓦台で行う予定だった会合が取りやめとなりました。
青瓦台の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官は書面ブリーフィングで、「実務協議が終わらなかったため、会合の日程を改めて設定することにした。実務協議は引き続き行う」と明らかにしました。
今回の会合の主な議題とされる問題をめぐり、双方の意見の隔たりが埋まらなかったものとみられます。
なかでも、今回の会合で現在服役中の李明博(イ・ミョンバク)元大統領の恩赦について話し合われるとの見方があったため、これと関連して双方の隔たりが大きいものとみられます。
また、韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁をはじめ、文大統領の任期中に行われる人事問題でも隔たりがあったものとみられます。
これを前に、尹氏の報道官を務める金恩慧(キム・ウンヘ)氏も15日の記者会見で、「必ず必要な人事については、われわれとともに協議するよう要請した」と話しましたが、青瓦台関係者は、「任期中に文大統領が人事権を行使するのは当然のことだ」と述べ、不快感を示しました。
これに加え、保守系最大野党「国民の力」の グォン・ソンドン議員が15日にラジオに出演し、金オ洙(キム・オス)検察総長について「自身の進退を自ら決めるべきだ」と述べましたが、これについて与党が反発しているのも影響したとの分析が出ています。
そのため、今後政権の引き継ぎが順調に進まないとの見通しとともに、尹氏の就任前から両陣営の対立が強まる可能性があるとの見方が出ています。

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