メニューへ 本文へ
Go Top

社会

特別捜査本部 警察・目撃者など85人を調査

Write: 2022-11-04 15:01:56Update: 2022-11-04 15:37:33

特別捜査本部 警察・目撃者など85人を調査

Photo : YONHAP News

梨泰院(イテウォン)の転倒事故の原因究明にあたっている警察庁の特別捜査本部が、警察と当時の目撃者など合わせて85人を参考人として調査していると明らかにしました。 
 
警察庁の特別捜査本部は4日午前、記者会見を開き、梨泰院の転倒事故に関する捜査状況を報告しました。
 
特別捜査本部は、ソウルの龍山(ヨンサン)警察署の指令センター長など警察官4人、事故現場近くの店の関係者など14人、それに目撃者と負傷者67人など合わせて85人を参考人として調査したと説明しました。
 
また、参考人の陳述や現場近くで確保した防犯カメラ144台の分析などを通して、事故当時の状況を再現していると明らかにしました。
 
今回の事故は、人が倒れて始まったものとみられていますが、国立科学捜査研究員が行った3Dシミュレーションなどを使って、当時の状況を科学的に検証する予定だとしました。
 
強制捜査の状況については、今月2日にソウル警察庁のほか、ソウル龍山警察署、龍山区庁など8か所を家宅捜索しており、押収品の分析を進めているということで、分析が終わり次第、事件の関係者を特定して順次調査を行う方針です。
 
家宅捜索を行った際に龍山警察署の署長室を除いた理由については、捜査開始当初の情報をもとに対象を決めたためと説明したうえで、必要に応じて追加で捜索を行うと述べました。
 
また、警察とソウル交通公社が、人手の多さを把握した後も、列車を梨泰院駅に停車させず通過させる対応を取らなかったことをめぐり、両者の主張が食い違っていることについても、事実関係を確認しているということです。
 
これに加え、事故が発生する3日前に開かれた関係機関による安全懇談会に関する資料も押収し、分析を進めています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >