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政治

龍山警察署長ら6人を捜査 梨泰院転倒事故

Write: 2022-11-08 07:50:01Update: 2022-12-27 11:36:48

龍山警察署長ら6人を捜査 梨泰院転倒事故

Photo : YONHAP News

梨泰院(イテウォン)の転倒事故を捜査している警察庁の特別捜査本部は7日、梨泰院を管轄する龍山(ヨンサン)警察署の前署長や消防関係者など6人について、業務上過失致死などの容疑で捜査を始めたと明らかにしました。 
 
捜査の対象は、李林宰(イ・イムジェ)前龍山警察署長、柳美眞(リュ・ミジン)総警、 朴熙英(パク・ヒヨン)龍山区長、チェ・ソンボム龍山消防署長、そして事故発生後に内部報告書を削除した疑いがもたれている龍山警察署の情報課長と係長のあわせて6人です。
 
李林宰前龍山警察署長は、事故の報告を受けてから50分後に現場に到着したことが警察の調べで明らかになっています。
 
警察への通報を受け付ける通信指令センターの責任者を務めていた柳美眞総警は、事故当時、持ち場を離れ自分の部屋にいたことが調査でわかりました。
 
特別捜査本部は、この2人について、業務上過失致死と職務放棄の容疑で捜査を行っています。
 
また、朴熙英龍山区長について、特別捜査本部は、関係機関などと事故の予防対策を適切に講じていたかどうかなどを調べています。
 
チェ・ソンボム龍山消防署長については、事故発生当時、警察との連携や現場に出動する際に、適切に対応していたかについて調べているとのことです。
 
また、特別捜査本部は、龍山警察署で梨泰院のハロウィーンイベントに関する事前の内部報告書が、事故発生後に削除された問題について捜査を行っています。
 
警察の調べによりますと、龍山警察署では、ハロウィーンで梨泰院に人が多く集まり事故が懸念されるため、警察官の動員が必要との内容が書かれた報告書が複数提出されていました。
 
しかし事故発生後、龍山警察署の幹部は、報告書の存在を隠蔽するため、報告書のファイルを削除したことが調査で明らかになり、特別捜査本部は、龍山警察署の情報課長と係長について、職権乱用のほか、証拠隠滅、業務上過失致死傷の疑いで捜査しています。

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