公共交通機関でのマスク着用義務が、早ければ20日にも解除される見通しです。 
 
鄭錡碩（チョン・ギソク）新型コロナウイルス特別対応団長は、13日の記者会見で、「交通機関でのマスク着用義務が勧告に緩和されるだろう」と述べました。
 
国家感染症危機対応諮問委員のほとんどが、公共交通機関でのマスク着用義務の解除について、賛成だったということです。
 
これにより、早ければ20日にも、バスや地下鉄、タクシー、飛行機など、公共交通機関でのマスク着用義務が解除される見通しです。
 
中央災害安全対策本部は、公共交通機関でのマスク着用義務について15日に検討する予定で、政府は議論の結果を踏まえ、義務解除の時期を発表することにしています。
 
ただ、医療機関など感染リスクの高い施設では、マスク着用義務が維持されます。
 
韓国では、新型コロナの冬の再流行が落ち着きをみせてから、1日当たりの新たな感染者数は小幅な増減を繰り返しています。
 
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は13日午前0時までに新たに4198人が確認され、月曜日の発表分としては3週連続で4000人台にとどまっています。