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韓進グループの趙亮鎬会長 持病の肺疾患のため急逝

Write: 2019-04-08 14:04:31

Thumbnail : YONHAP News

大韓航空を傘下に持つ韓進(ハンジン)グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が現地時間の7日、入院先のアメリカの病院で亡くなりました。70歳でした。
韓進グループによりますと、趙会長はロサンゼルスの病院で持病の肺疾患が悪化し現地時間の7日、死去したということです。
趙会長は去年暮れからアメリカに滞在し、肺疾患の手術を受けたあと、容態が一時回復しましたが、最近、再び悪化したということです。
韓進グループは、今後、葬儀の日程などを決めるとしています。
趙会長は韓進グループ創設者の故趙重勲(チョ・ジュンフン)氏の長男で、1974年12月に大韓航空に入社して以来、45年間、航空運送事業一筋に歩んできました。
また平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの招致にも大きく貢献しました。
しかし、2014年に長女の趙顕娥(チョ・ヒョナ)大韓航空元副社長がナッツの出し方に激怒し、搭乗機を引き返させたいわゆる「ナッツリターン事件」で罪に問われたのに続いて、去年は、妻の李明姫(イ・ミョンヒ)氏や次女の趙顕旼(チョ・ヒョンミン)大韓航空前専務の「パワハラ」が社会問題化し、趙会長自身も、未上場の系列会社の株式を家族に指示して不正売買した容疑などで検察の捜査を受けていました。
こうした一家の相次ぐ不祥事で、趙会長は先月、大韓航空の株主総会で取締役を解任され、20年間にわたった経営権を剥奪(はくだつ)されていました。
趙会長が死亡したことを受けて、ソウル南部地方裁判所は趙会長のおよそ270億ウォンに上る横領、背任容疑について、控訴を棄却する方針だと8日、発表しました。

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