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人口の30%が1回目のワクチン接種完了 高齢者の重症化リスク減少

Write: 2021-06-23 11:41:01

Thumbnail : YONHAP News

韓国の人口のおよそ30%が、新型コロナウイルスの1回目のワクチン接種を終えました。
政府によりますと、新型コロナワクチンを1瓶で6回接種できる特殊な注射器と、残余ワクチンの予約サービスなどを通じて、ワクチンを無駄にせず、有効に活用し、当初目標としていた人数を超過達成したということです。
ワクチン接種の効果も表れています。
重症患者は、先月はじめに170人前後となっていましたが、現在は135人まで減少しました。なかでも、1回目の接種を終えた高齢者層の減少が目立っていて、重症患者のうち60代以上が占める割合は、先月はじめに85%でしたが、現在は71%まで減少し、同じ期間の致死率も1.49%から1.32%に下がりました。
上半期に予定していたワクチンの接種計画が事実上完了し、防疫当局は来月末から本格化する大規模な一般国民向け接種に控え、医療従事者に対する教育と休暇をはじめ、施設とシステムの整備を実施します。
接種速度を左右するもっとも重要な要因は、ワクチンの確保です。
第3四半期の供給に向け契約を結んでいるワクチンは、合わせて8000万回分ですが、政府が現在まで確定・発表したのは、来月供給される予定の1000万回分に過ぎません。
一方、政府は多くの人が利用する施設に出入りする際に活用しているスマートフォンのQRコードを利用し、ワクチン接種の有無を簡単に認証できるサービスを来月開始する予定だということです。

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