中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は23日までに新たに1716人が確認され、累計で29万2699人になりました。
新たな感染者1716人のうち、国内での感染は1698人で、残りの18人は海外からの入国者でした。
首都圏だけで全体のおよそ76.0%にあたる1300人あまりの感染者が確認されました。
死者は8人増えて2427人になりました。
政府は、中秋の名月にあたる秋夕(チュソク)の連休中に感染防止対策が一部緩和されたことから、来週にかけて新規感染者が徐々に増加する可能性が高いと見ています。
とくに、連休中の首都圏からの移動によって地方の感染状況が悪化するおそれがあるとして、積極的な検査を呼びかけています。
一方、1回目のワクチン接種を受けた人は人口の71%にあたる3657万人あまりとなり、2回目の接種まで終えた人は人口の43%にあたる2220万人あまりとなりました。
政府は、1回目のワクチン接種率の目標を人口の80%に引き上げ、接種対象の拡大に力を入れています。