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全国で大気汚染が悪化 粒子状物質非常低減措置が発令

Write: 2021-12-16 14:46:37

Thumbnail : YONHAP News

韓国の首都圏では、粒子状物質などによる大気汚染が悪化したため、警報とともに大気汚染物質の発生を抑える非常低減措置が発令されました。
気象庁によりますと、16日午前8時現在で、PM2.5をはじめとする大気汚染物質の濃度を示す総合大気環境指数(CAI)は、首都圏、世宗(セジョン)、忠清南道(チュンチョンナムド)、大田(テジョン)、慶尚北道(キョンサンブクト)、全羅北道(チョンラブクト)、光州(クァンジュ)で4段階のうち2番目に高い「悪い」でした。
また、首都圏と忠清北道では、PM2.5の濃度が一時的に最も高い「非常に悪い」の基準を満たしていました。
このため、16日午前6時から午後9時まで、首都圏には微粒子状物質危機警報で4段階のうち第1段階の「関心」が発令されました。
また、粒子状物質の発生を抑えるための非常低減措置も発令されました。
このため、排出ガス5等級の車両の運行が制限されるほか、非常低減措置義務事業所と自発的削減協約事業所は操業時間を変更するなどの措置をとらなければなりません。
廃棄物焼却場や下水処理場などの公共事業所でも排出低減措置が実施され、建設工事現場では撒水車や防塵カバーなどで粒子状物質の発生を防止しなければなりません。
このような大気汚染の悪化は、温かい西風に乗って中国から飛来してきた汚染物質が停滞し、これに国内で発生した粒子状物質が加わったためと分析されています。
環境部は、明日から大気の拡散が円滑になり、粒子状物質の濃度が徐々に改善するだろうと見通しています。
一方、17日からは寒波が訪れ、この冬一番の寒さとなり、首都圏をはじめとする中部地方では雪も降る見込みです。
気象庁によりますと、16日の夜に北西から冷たい空気が韓国に南下し、17日と18日に寒波が襲来するということです。
17日朝の全国の最低気温は氷点下8度から氷点下4度、昼の最高気温は氷点下4度からプラス6度となる見込みです。

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