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サムスン電子、新型折り畳み式スマホを発表 シャオミから1位奪還なるか

Write: 2021-08-12 14:40:16

Thumbnail : KBS News

サムスン電子は、最新の折りたたみ式スマートフォン「ギャラクシーZ」シリーズを発表しました。
11日、サムスン電子は動画投稿サイト「ユーチューブ」で新商品発表会を開き、折りたたみ式スマホの「ギャラクシーZフォールド3」と「ギャラクシーZフリップ3」、ウェアラブル端末の「ギャラクシーウォッチ4」、ワイアレスイヤホンの「ギャラクシーバズ2」などを発表しました。
今回、発表された「ギャラクシーZフォールド3」は、内側のカメラがディスプレイの内側に搭載されていて、完全な全画面を実現しています。
また、防水機能に対応しているほか、スタイラス「Sペン」が搭載されているなど、折りたたみ式スマホとして初めて機能が導入されました。
折りたたみ式スマホが登場してから2年が経ちましたが、値段が高かったため、去年のグローバル全体での販売は予想を下回る200万台程度でした。
今回、発表されたシリーズは、前モデルよりも40万ウォンほど価格を抑え、フリップ3は一般のスマートフォンと大差ない水準となっています。
スマートフォンのグローバル市場で中国メーカーが台頭していることが、その背景にあるとみられています。
ことし6月、通信機器大手のシャオミは、サムスン電子を追い抜き、初めてスマートフォンの売り上げで世界トップになりました。
四半期別の売り上げでは、今のところまだ2位ですが、自国、中国ではなくヨーロッパ市場でも25%のシェアでトップの座についています。
オッポ(OPPO)やビボ(vivo)など、ほかの中国勢の販売量もアップルに次ぐ4位と5位となっています。
LG電子がスマートフォン事業から撤収したことで、唯一の韓国メーカーとなったサムスン電子は、プレミアム製品ではアップルに、廉価型では中国勢に押される形となっています。
キウム証券のアナリストは「サムスン電子のスマートフォンがサンドイッチ状態となって不振なのは事実だ。その分、新製品の折りたたみ式スマホの役割が大きい」と語っています。
折りたたみ式スマホの大衆化で巻き返しを図るサムスン電子の戦略が通用するか、注目が集まっています。

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