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金委員長が訪中 沈没艦・6か国協議の行方に注目

Write: 2010-05-03 15:20:45

金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が3日午前、中国に入ったことが確認され、1年6か月間中断したままとなっている6か国協議の再開やチョナン艦の沈没原因の行方が注目されます。
ソウルと北京の外交消息筋は3日、「金正日国防委員長が3日午前、特別列車を利用して中国入りしたことが確認された」と述べました。
金正日国防委員長は韓国時間で3日午前6時20分ごろ、特別列車を利用して、北韓と国境を接している丹東に到着した後、大連に向っているということです。
金正日国防委員長の大連での日程は確認されていませんが、北韓が開発を進めている羅津(ラジン)港の建設計画など中朝間の経済協力や北韓への投資と関係がある大連で1泊した後、北京に向う可能性があるとみられています。
金正日国防委員長は中国訪問の期間中、胡錦濤国家主席や全国人民大会の呉邦国常務委員長、温家宝首相ら中国首脳部と相次いで会って、北韓の6か国協議への復帰や北韓への経済支援、チョナン艦の沈没などをめぐって協議するとみられています。
特に金正日国防委員長は胡錦濤国家主席との会談で、6か国協議への復帰を宣言し、中国はこれを受けて、米朝対話を行った後、6か国協議を再開させる手順を踏むのではないかとみられ、韓国やアメリカなど関係国の反応が注目されます。
またチョナン艦の沈没について、金正日国防委員長は韓国とアメリカの捏造だと主張すると予想され、中国の出方に関心が集まっています。
金正日国防委員長の中国訪問の日程は、3日間か4日間と短いものと予想され、これについて外交消息筋は「胡錦濤国家主席は今週8日からロシアを訪問する予定があり、金正日国防委員長の中国訪問は長くても8日以前に終わるとみられる」としています。

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