韓国南部全羅南道高興の羅老(ナロ)宇宙センターで、75トン級のエンジンを搭載した試験用ロケットの組立てが完了しました。
ロケットは直径2.6メートル、全長26メートルで、韓国独自の技術で開発しました。
このロケットは今後、垂直燃焼試験を経て、10月に羅老宇宙センターで初の試験打上げを実施する予定です。
試験打上げに成功すれば、次の段階として75トン級のエンジン四つを一つにまとめ、第1段ロケットの推進力が300トンに上るロケットを開発することになります。
ロケットの開発には5年の期間がかかりました。
試験打上げが成功すれば韓国のロケット開発の重要な転換点になる見通しです。