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北韓に拉致の女優、崔銀姫 死去

Write: 2018-04-17 10:43:30

北韓に拉致され、劇的に脱出した韓国の女優、崔銀姫(チェ・ウニ)さんが16日、ソウル市内の病院で持病のため亡くなりました。91歳でした。
崔さんは、1947年に映画デビューし、数々の映画に出演し、一躍スターとなりました。
1953年にドキュメンタリー映画「コリア」に出演したした際、監督の故申相玉(シン・サンオク)さんと出会い、1954年に結婚しました。
崔さんは1976年まで、夫の作品130本あまりに出演したほか、韓国の3人目の女性監督としても活躍しました。
しかし、申さんと離婚した崔さんは、1978年1月、1人で訪れた香港で北韓に拉致されます。
申さんも同じ年の7月に同じく北韓に拉致され、2人は1983年に北韓で再会します。
崔さんは北韓で、申さんが手がけた17本の映画に出演し、映画「塩」で1985年のモスクワ映画祭で主演女優賞を受賞しました。韓国人としては初めての海外映画祭での受賞でした。
2人は、故金正日国防委員長の信頼を得て1986年3月に訪れたオーストリアで、アメリカ大使館に駆け込み、亡命に成功しました
1999年、韓国に永久帰国し、演劇やミュージカルなどの制作に取り組んできました。
申さんは2006年に亡くなっています。

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