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- 李元大統領 平昌五輪に出席か
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李明博(イ・ミョンバク)元大統領が大統領経験者では唯一平昌オリンピックに招待されました。
大統領府青瓦台の関係者が31日、李元大統領を訪ね、開会式と閉会式、そして文在寅(ムン・ジェイン)大統領が主催するレセプションの招待状を直接手渡しました。
李明博元大統領をめぐるさまざまな疑惑に対する検察の捜査が進められている中、青瓦台は、大統領経験者に対する礼遇として、李元大統領夫妻を招待したとしています。
これに対して、李元大統領は「前向きに検討する」としています。
大統領経験者4人のうち、朴槿惠(パク・クネ)前大統領は、収賄罪などに問われて拘束されており、全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領と盧泰愚(ノ・テウ)元大統領は、クーデターや光州民主化事件の罪などで有罪収監されたため、大統領経験者の礼遇を受けられません。
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2018-01-31
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- IOC会長が韓国入り 南北共同入場を歓迎
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平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック開幕まであと9日となった30日、IOC=国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長が現地入りしました。
バッハ会長は30日午前、仁川国際空港に到着した後、空港と江原(カンウォン)道江陵(カンヌン)を結ぶ新たな高速鉄道(KTX)に乗って、メインスタジアムの最寄の駅の珍富(チンブ)駅に到着しました。
珍富駅に降りて大会ボランティアから歓迎を受けたバッハ会長は、「平昌オリンピックが素晴らしい大会になると確信している」と述べて意欲を示しました。
また、バッハ会長は、北韓の参加を嬉しく思うとし、女子アイスホッケー南北単一チームについても大きな関心を示しました。
特に「昨日南北の選手たちが北韓の選手の誕生日パーティーをともにしたというのを聴いて、これこそオリンピック精神だと思った。開会式での南北の共同入場は、世界から歓迎を受けるだろう」と述べて、歓迎する意向を示しました。
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2018-01-31
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- 南北文化行事の中止 統一部が北韓に遺憾表明
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北韓が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに先立ち、韓国と合同で実施することにしていた文化行事を中止すると29日、通知してきたことを受けて、統一部が30日、北韓に通知文を送り、遺憾の意を示したもようです。
統一部の当局者によりますと、29日、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相が、北韓の李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長宛てに通知文を送り、北韓が韓国メディアの報道などを問題視しながら、来月4日に北韓の金剛山(クムガンサン)で行うことになっていた南北合同文化行事を中止したことについて、遺憾の意を表明したということです。
また、「やっと南北関係の改善に向けた第一歩を踏み出したのだから、南北は相互理解と尊重の精神にもとづいて合意事項を必ず実行しなければならないということに言及した」と伝えました。この当局者は、南北が平昌オリンピックとパラリンピックを成功させるため、積極的に協力することで合意しただけに、合意したすべての行事は予定通り進められなければならないという韓国側の立場も伝えたと話しました。
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2018-01-31
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- 南北文化行事の中止 統一部が北韓に遺憾表明
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北韓が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに先立ち、韓国と合同で実施することにしていた文化行事を中止すると29日、通知してきたことを受けて、統一部が30日、北韓に通知文を送り、遺憾の意を示したもようです。
統一部の当局者によりますと、29日、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相が、北韓の李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長宛てに通知文を送り、北韓が韓国メディアの報道などを問題視しながら、来月4日に北韓の金剛山(クムガンサン)で行うことになっていた南北合同文化行事を中止したことについて、遺憾の意を表明したということです。
また、「やっと南北関係の改善に向けた第一歩を踏み出したのだから、南北は相互理解と尊重の精神にもとづいて合意事項を必ず実行しなければならないということに言及した」と伝えました。この当局者は、南北が平昌オリンピックとパラリンピックを成功させるため、積極的に協力することで合意しただけに、合意したすべての行事は予定通り進められなければならないという韓国側の立場も伝えたと話しました。
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2018-01-31
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- 北韓のテコンドー実演団 ソウル市庁で公演か
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平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに合わせて韓国を訪れる北韓のテコンドー実演団が、ソウル市庁で公演を行うことになりそうです。
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は30日、外国メディアとの記者会見で、「北韓のテコンドー実演団の公演がソウル市庁で行われる」と明らかにしました。
また、朴市長は、「オリンピックの本来の精神は平和だ。戦争をしていても武器を置いて、ともに楽しみながら平和を作り出すのがオリンピック精神だ」としたうえで、「ソウル市が持つすべての権限と行政手段を使って、事故が起こらず、平和な雰囲気が作られるよう、最善を尽くす」と述べました。
会場は、ソウル市庁8階の大会議室になる可能性が高く、具体的な日程については、「関係機関との調整が終わった時点で、日程などを明らかにする」としました。
一方、朴市長は、平昌オリンピックに、小池百合子東京都知事を招待したいという考えを明らかにしました。
朴市長は、「北東アジアの国々の間には非常に微妙な政治的問題があるが、対立を互いにあおるのではなく、国際的な友情を深め、広げていきたい。2020年の東京オリンピックが開かれるときにソウル市も積極的に支援し協力するきっかけをつくりたい」と述べ、小池知事の韓国訪問を呼びかけました。
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2018-01-31
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- 韓国代表団 北韓の馬息嶺スキー場に向けて出発
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平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会にあわせて、韓国の代表団が1泊2日間の南北合同練習が行われる北韓の馬息嶺(マシンニョン)スキー場に向けて出発しました。
統一部が31日に明らかにしたところによりますと、韓国代表団は午前10時40分ごろ、韓国北東部の江原(カンウォン)道襄陽(ヤンヤン)空港をチャーター機で出発、北韓東部の元山(ウォンサン)の葛麻(カルマ)空港を経由して馬息嶺スキー場に到着する予定です。
韓国の代表団は、北韓との合同練習に参加する選手およそ20人のほか、スタッフや記者団などあわせて45人です。
南北のスキー選手らは1泊2日で馬息嶺スキー場で合同練習を実施する予定で、初日には自由スキーをしながら現地に適応する訓練を行い、2日目にはアルペンとクロスカントリーの南北親善試合を行います。
馬息嶺スキー場は、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が指示してつくられた大規模なリゾート施設で、今回の合同練習に参加する韓国選手には、オリンピック代表は含まれていませんが、南北関係改善の象徴的な意味合いがあります。
韓国代表団は、合同練習を終えて来月1日に韓国に戻る予定で、その際、平昌オリンピックに出場するとみられる北韓のスキー選手ら6人もチャーター機に同乗して韓国入りする計画です。
一方、韓国代表団の出発は当初の予定より40分程度遅れましたが、これについて、外交部の当局者は、アメリカが北韓を経由した航空機のアメリカへの着陸を180日間禁じる独自制裁を取っているため、制裁をめぐってアメリカとの事前協議が必要だったためだとしています。
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2018-01-31
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- 米議会 平昌五輪を支持する決議案を提出
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来月9日に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを前に、アメリカ議会上院と下院で、現地時間の29日、平昌冬季オリンピックを支持する決議案がそれぞれ提出されました。
アメリカ上院と下院が揃って海外で開かれるオリンピックの成功を願う決議案の採択を進めるのは異例のことで、強固な韓米同盟にもとづき、同盟国である韓国で1988年のソウルオリンピック以来30年ぶりに開かれる平昌オリンピックに対する全面的な支持を表明するためのものとみられています。
決議案は、上院、下院とも、平昌冬季オリンピックの成功を祈願するとともに、今回のオリンピックが韓半島の平和と安定の実現に貢献することを願う内容となっています。
このうち、上院に出された決議案は、「平昌冬季オリンピックが平和のオリンピックとなるよう、アメリカは同盟国として最大限支持する」としたうえで、「平昌冬季オリンピックが、北韓が韓半島の非核化に向けた交渉に乗り出すようにするうえで貢献することを期待している」としています。
下院に出された決議案では、「韓国の同盟国として、平昌冬季オリンピックを支持する。韓半島と北東アジア、さらには世界の平和と繁栄に貢献する平昌冬季オリンピックの重要性を認識している」としています。そのうえで、「平昌冬季オリンピックの準備と開催の過程における韓国政府、韓国国民、そしてオリンピック組織委員会の成功を祈る」としています。
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2018-01-30
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- 自動通訳・翻訳アプリ「Genie Talk」 平昌五輪の公式アプリに
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韓国ソフトウェア会社「ハングルとコンピューター」と政府系シンクタンク、韓国電子通信研究院が共同で開発した通訳・翻訳アプリ、「Genie Talk(ジニートーク)」が2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピックの公式通訳・翻訳アプリに採用されました。
通訳・翻訳アプリがIOC=国際オリンピック委員会の技術検証で合格し、公式ソフトウェアとして採用されたのは初めてです。
「ハングルとコンピューター」は29日、「歴代最初の言語の壁のない大会を実現したい」と語りました。
「Genie Talk」は、音声やイメージを自動で通訳・翻訳するアプリで、2012年にリリースされましたが、この1年半にわたって、10万件余りのオリンピックと関係した専門用語や選手の名前を追加するなど、オリンピックに合わせた調整が行われてきました。
韓国語、英語、日本語、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、ロシア語の9つの言語に対応していて、認識率や正確度の面で世界最高レベルと評価されています。
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2018-01-30
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- 平昌五輪期間中 開催地周辺の高速料金無料に
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平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックとパラリンピックの期間中、大会開催地周辺の高速道路の通行料金が無料になりそうです。
国土交通部と平昌冬季オリンピック組織委員会が29日、発表したところによりますと、関係部処と協議して、オリンピック期間中に高速道路の通行料金を無料にする案をまとめたということです。
通行料金が無料になるのは、開催地周辺を通る8つの高速道路で、オリンピック期間の来月9日から25日までとパラリンピック期間の3月9日から18日までの合わせて27日間、適用されます。
この案は30日に開かれる閣議で最終的に決まるということです。
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2018-01-30
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- 平昌冬季五輪の応援イベント 日本でも開催
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来月9日に始まる平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを控えて、日本でも多彩な応援イベントが開かれます。
東京の韓国文化院が29日、発表したところによりますと、長野県の善光寺では、来月7日の「長野燈明まつり」のオープニングセレモニーに続いて、平昌オリンピックのマスコットが登場するイベントが開催されるということです。
オリンピックの開会式が開かれる9日午後には、東京の韓国文化院で江原道(カンウォンド)の郷土料理などを楽しみながら、マルチビジョンで開幕式を観るイベントが開かれます。
10日には、中高生対象の韓国語スピーチコンテスト 「話してみよう韓国語」の東京大会が開かれる予定で、スキット部門のテーマとして「平昌冬季オリンピック」が提示され、中高生たちが韓国語能力を競います。
14日には、新大久保の韓国料理店でアイスホッケー女子の南北合同チームと日本が対戦する1次リーグB組最終戦の応援イベントが開かれます。
17日には東京の韓国文化院で、旧正月の「ソル」を体験するイベントが行われ、マルチビジョンでフィギュアスケート男子シングルの競技なども観戦できます。
東京の韓国文化院長は、「オリンピックをきっかけに、韓国文化への理解を深め、韓国と日本がより一層近づける場になることを期待する」と話しています。
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2018-01-30
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