韓国のことし4月から6月までの第2四半期の実質GDP=国内総生産が前の四半期に比べて0.7%増えたことがわかりました。
韓国銀行によりますと、民間消費と政府消費の増加に支えられ、ことし4月から6月期の実質GDP=国内総生産は前の四半期に比べて0.7%増えたということです。
民間消費は前の四半期より3.5%、政府消費は3.9%それぞれ増えました。
これに対して、建設投資は2.5%、輸出は自動車、LCDを中心に2%それぞれ減少しました。
韓国銀行の関係者は、7月から9月期と10月から12月期もそれぞれ0.7%ずつ伸びれば、ことしの経済成長率の見通し4%は、難なく達成できると見込んでいます。
しかし、新型コロナウイルス感染症の第4波の流行で、今月12日から首都圏の社会的距離の確保措置が強化され、民間消費の冷え込みが懸念されることから、新型コロナウイルスの感染拡大が今後、どう影響するかが鍵となりそうです。