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経済

韓国造船会社上位3社 年間受注目標を早期達成

Write: 2021-10-19 13:21:00Update: 2021-10-19 17:45:55

韓国造船会社上位3社 年間受注目標を早期達成

Photo : YONHAP News

韓国の造船大手3社は、ことしの受注目標について、環境対応型のLNG=液化天然ガスタンカーなど付加価値の高い船舶の受注によって、ことしの目標受注額を早期に達成したことがわかりました。 
海運業界が18日、発表したところによりますと、造船大手の3社、韓国造船海洋、サムスン重工業、大宇(テウ)造船海洋はいずれもことしの船舶受注目標を達成したということです。
韓国の造船業界は去年まで、厳しい不況に見舞われ、これら3社ともに、年間の受注目標を達成するのは8年ぶりとなります。
サムスン重工業は、LNGタンカー13隻、コンテナ船44隻、原油タンカー14隻の合わせて71隻を受注し、103億ドルと、年間目標の91億ドルを超えました。
また現代重工業グループの造船事業の持ち株会社、韓国造船海洋は合わせて204隻を受注し、199億ドルと、年間の目標の149億ドルをはるかに超えました。
さらに大宇造船海洋は合わせて85億8000万ドルの受注に成功し、年間目標の77億ドルを超えました。
イギリスの造船および海運分析機関のクラークソンリサーチによりますと、去年8月末の時点で、受注量1位はサムスン重工業(704万CGT)で、続いて2位は現代重工業(684万CGT)、3位は大宇造船海洋(543万CGT)の順だったということです。
最近の国際原油価格の上昇など、外部の要因が影響する可能性もありますが、この3社は安定的な受注量を確保しています。二酸化炭素の排出規制の強化を受けて、環境に対応した船舶の需要が伸び、老朽船の入れ替えが本格化すれば、韓国造船業の好調な業績は、長期間続くものとみられます。

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