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経済

サムスン電子、新たな人事制度発表 30代の役員、40代の社長も可能に

Write: 2021-11-29 13:32:10Update: 2021-11-29 13:45:35

サムスン電子、新たな人事制度発表 30代の役員、40代の社長も可能に

Photo : YONHAP News

サムスン電子は、従来の人事評価システムを廃止し、30代で役員に就任したり40代のCEO最高経営責任者の誕生を可能するなど、若い経営陣の早期育成に向けた新たな人事制度をを発表しました。 
サムスン電子は29日、世界的な経営環境の変化に対応し、長期的に業界トップを維持するためとして、未来志向の人事制度を発表しました。
新たな人事制度は、若い経営陣を早期に育成するため、年功序列を打ち破り、年齢にとらわれず人材を登用することが骨子となっています。
まず、役員である「副社長」と「専務」のポストを「副社長」の一つに統合しました。
また職級ごとの標準在任年数を廃止し、30代の役員や40代のCEO=最高経営責任者も可能になりました。
ただ標準在任年数の廃止にともなって、成果や専門性を総合的に検証するため、ポスト長が運営する「昇格セッション」を設けます。
サムスン電子は、社内のイントラネットに表示されている職級や社員番号などの情報をすべて削除するほか、毎年3月に行われた昇格者の発表も廃止します。
さらに、優秀な人材が定年退職後も勤務できるように、「シニアトラック制度」を導入します。
同じ部署に5年以上勤務した社員に、ほかの部署に異動する資格を与える「社内フリーエージェント(FA)制度」も設けました。
評価方式については、協業を奨励するため、業務の成果を立場や職種が同じ者同士の間で詳細に評価・検証する「Peer(同僚)レビュー」を試験的に導入する予定です。
またサムスン電子は、いつ、どこででも社員が業務に集中できるよう、主な拠点にシェアオフィスを設置する方針です。

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