トラック運転手らのストライキに、石油製品を運搬するタンクローリーの運転手も加わり、首都圏を中心に在庫切れとなるガソリンスタンドが相次いでいることから、政府がタンクローリーの運転手に業務開始命令を出す準備を始めました。
産業通商資源部によりますと、石油元売り4社、大韓石油協会、給油所協会、石油公社と1日、会議を開き、関連業界への業務開始命令の発令に向けた実務協議を行ったということです。
会議では、発令に必要な法律要件を確認するほか、ガソリンスタンドなどの被害状況を把握し、対応策を議論しました。
産業通商資源部によりますと、1日午後2時の時点で、全国で在庫切れとなっているガソリンスタンドは、ソウルで24か所、京畿道(キョンギド)11か所、忠清南道(チュンチョンナムド)9か所など、合わせて49か所に上っているということです。
産業通商資源部は、軍用などのタンクローリー29台を確保し、ガソリンや軽油の輸送に当たっています。