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特別番組

2. 米ゼロ金利解除、韓銀は6回連続で利上げ

2022-12-31



アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会はコロナ禍で2年間続けてきたゼロ金利政策を解除し、韓国銀行は6回連続で政策金利を引き上げました。
FRBは3月の会合で政策金利を0.25%引き上げることを決め、新型コロナウイルスの感染拡大で導入していたゼロ金利政策を解除しました。
5月には0.5%の利上げを決定、その後、4回連続で0.75%という異例の大幅な利上げに踏み切り、記録的なインフレを抑え込む姿勢を鮮明にしました。
12月には0.5%の利上げを決定、3月に利上げを開始してから初めて上げ幅を縮小しましたが、依然として利上げを続ける姿勢を維持しています。
アメリカで利上げが続くと、韓国銀行も利上げに踏み切りました。
韓国銀行の金融通貨委員会は2020年の3月から5月にかけて、コロナ禍による景気後退に対応するために政策金利を1.25%から0.75%引き下げ、政策金利は0.50%まで下がっていました。
その後、政策金利は9回連続で凍結されましたが、昨年8月に0.25%の利上げを決定し、その後はインフレに対応するために利上げを続け、政策金利は3.25%まで上昇しています。
韓国銀行は11月の0.50%の利上げから、12月には利上げ幅自体は0.25%に縮小しましたが、国内の物価上昇率は5%台と依然として高い水準で、一方で韓米の金利差は逆転したうえに、その差が0.75%まで広がっていて、韓国銀行としてはインフレを抑え込むためだけでなく、アメリカとの金利差を解消するためにも、来年も利上げの基調を維持すると予想されます。

Photo : YONHAP News

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