韓国の文化遺産が相次いでユネスコの世界遺産に登録されました。
7月には百済時代の歴史遺跡地区が世界文化遺産に登録され、10月には儒教関連木版とKBSの離散家族関連番組の記録物が世界記憶遺産に登録されました。
また、12月には、韓国とベトナム、カンボジア、フィリピンが共同で申請した「綱引き」が人類無形遺産に登録されました。
百済時代の歴史遺跡地区は、百済時代の遺跡が多く残っている公州や扶餘、益山などの地区で、これでユネスコの世界文化遺産に登録された韓国の文化遺産は12件になりました。
儒教関連木版は、朝鮮王朝時代に儒学者の著作物を刊行する際に使われた木版です。
また、KBSの離散家族関連番組記録物は、1983年6月から11月まで放送された番組と関連した記録物です。
この番組では、韓国戦争などで生き別れになった家族を捜すための申請が10万件を超え、そのうち5万3000件余りが番組で紹介され、1万189件の離散家族が再会を果たしました。
12月には、韓国とベトナム、カンボジア、フィリピンが共同で申請した「綱引き」が人類無形遺産に登録されましたが、韓国からは豊作と統合を祈願して古くから忠清南道唐津で行われた「キジシ綱引き」が登録されました。
これで韓国の人類無形遺産は18件となりました。
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