10月21日、韓国初の国産ロケット「ヌリ号」が韓国南部の全羅南道高興郡の宇宙センターから打ち上げられました。
ヌリ号は打ち上げから127秒後の午後5時2分ごろに高度59キロに達し、その4分後には高度500キロを突破、さらに3分後には高度600キロに達しました。
ヌリ号は、高度700キロで搭載していた模擬衛星を軌道に投入する予定でしたが、3段目のロケットの燃焼時間が予定よりも短く、予定していた高度700キロに達することができなかったことから、模擬衛星を軌道に乗せることはできませんでした。
ヌリ号は、長さ47.2メートル、重量200トンの3段ロケットで、2010年3月に開発に着手、11年7カ月の間に2兆ウォン余り、およそ1900億円の予算が投じられました。
今回の打ち上げは、模擬衛星を軌道に乗せることには失敗し、完ぺきではありませんでしたが、軌道に正確に打ち上げられるようになるのは遠いことではないとみられます。
来年2022年5月にはヌリ号の2回目の打ち上げが予定されています。
Photo : YONHAP News
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