朴槿恵（パク・クネ）大統領が掲げる北東アジア平和協力構想を具体化するための政府レベルの多国間会議「北東アジア平和協力フォーラム」が、ソウルで初めて開かれています。
フォーラムは28日から3日間の日程で、主要国の政府代表や専門家らを交えて、「平和と協力の北東アジアに向かう道」をテーマに開かれています。
このフォーラムでは、尹炳世（ユン・ビョンセ）外交部長官、国連及びアラブ連盟合同のブラヒミ元シリア特別代表、NATO＝北大西洋条約機構のバシュボウ事務次長が基調演説を行い、原子力の安全、エネルギー安全保障、サイバー空間などについて協議します。
また主要国の政府代表による北東アジア平和協力会議も合わせて開かれます。
この会議には、アメリカ国務省のシドニー・サイラー6か国協議担当特使をはじめ、中国外務省のアジア局副局長、ロシア外務省の核問題担当特別大使、日本大使館次席公使らが出席して、北東アジアの国々の間の協力のあり方について意見を交わします。
韓国政府は、北韓にも今回のフォーラムの招待状を送りましたが、招待に応じませんでした。

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