年間貿易総額が1兆ドルを突破した。
知識経済部の洪錫禹(ホン・ソクウ)長官は12月5日、貿易総額が1兆ドルを超えたと発表、「次の目標は2兆ドルだ」と期待を述べた。
韓国は今年、輸出5570億ドル、輸入5230億ドル、貿易収支は340億ドルの黒字で、貿易総額は1兆800億ドルを超える見通しだ。
これまで年間貿易総額が1兆ドルを超えた国は、アメリカ、日本、ドイツ、中国、フランス、イギリス、オランダ、イタリアの8カ国、韓国は9番目の国となった。
8カ国のうち今年も1兆ドルを超えた国は、アメリカ、日本、ドイツ、中国、フランス、オランダの6カ国だけだ。
韓国は1964年に貿易総額が1億ドルを超え、貿易高は半世紀足らずで1万倍に増えた。
輸出品目は過去には1次産業が中心だったが、今では半導体、自動車、船舶、携帯電話など、先端製品に変わった。
植民地支配から独立して、これだけ短期間に高度成長を遂げた例は稀だといえる。
今年はEUとの自由貿易協定が発効し、来年はアメリカとの自由貿易協定が発効する見通しで、貿易高はさらに増えるものとみられているが、世界経済は不安定な様相を呈しており、保護主義の傾向も強まっている一方で、国内では雇用や物価など、改善すべき課題も多く、経済全般を楽観することはできない状況だ。
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