北韓は5回目の核実験を前に、「核開発を進めなければならない」といった説明を、中国側に伝えていたことが分かりました。
朝日新聞が13日付で報じました。
朝日新聞は中朝関係に詳しい消息筋の話として、北韓は中国に対して、「アメリカや韓国の軍事行動計画に対抗するために核開発を進めなければならない」と説明したとしました。
具体的な核実験の日時を通告したかは不明ですが、中国側は説明を受けたあと、中朝国境に近い東北地方で放射能などを即時に測定できるよう警戒態勢を取ったということです。
また、朝日新聞は、ほかの消息筋の話として、北韓が説明を伝えたあとに開かれた中国指導部の会議で、指導部の1人が強い不満を表明したと報じました。

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