ジュネーブ軍縮会議 北韓の核実験を非難

スイスで13日に開かれたジュネーブ軍縮会議で、参加国の多くが北韓の5回目の核実験を非難し、核開発放棄を促しました。
アメリカは、核実験を強行した北韓に対して相応の措置を取るべきだと強調したうえで、韓国や日本との同盟関係をさらに強固にしていくとの立場を示しました。
中国やロシアも北韓の核実験を非難しました。
中国は、核実験に反対する立場を再確認するとともに、韓半島の緊張を高めるいかなる行動も自粛すべきだとし、ロシアは、核実験は韓半島だけでなく地域の平和を脅かすとして、北韓を非難しました。
これに対して、北韓は、一部の国が国際会議に便乗して、容認できない表現でわれわれを非難したと不満を表し、核実験はアメリカの非人道的制裁に対抗する手段だと主張しました。
この会議は核や大量殺傷兵器の軍縮などについて話し合う、唯一の多国間の会議です。
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