北韓の5回目の核実験をうけて、尹炳世（ユン・ビョンセ）外交部長官が13日、中国の王毅外相と電話会談を行い、中国は北韓に対する国連の追加制裁に同意すると述べました。
外交部によりますと、国連安全保障理事会での対応について、王毅外相 は「新たな安保理制裁決議を採択し、北韓の核・ミサイル開発を厳格な措置で防ぐことに同意する」と述べたということです。
中国外務省も14日、「国連による必要な反応に賛同する」とのコメントを発表しています。
中国はこれまで北韓に対して圧力を強めることに慎重な姿勢を示していましたが、中国が追加制裁に同意したことで、国連での協議が加速する可能性があります。
一方、北韓の5回目の核実験後、アメリカのニューヨークで開かれる国連総会に合わせて、韓日米3ヶ国の外相は現地時間の18日会談し、北韓に対する国連の追加制裁決議について意見を調整するものとみられます。

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